絶望







そんなに嘆き悲しむ事は無い。
結論付けるにはまだ早い。






神のご加護を失って、
一面的な分析評価を真に受けて、
永遠の孤立を望んでも、
一過性の虚構となる。






── 誰も僕を見ていない。
── 誰も僕の味方じゃない。
── 誰も僕を分からない。






痩せ細った心は飢えすぎて、
何もかもから隔たっていき、
何もかもが無価値に思える。






それほどまでに凍てついた心が其処にある。






甘える事も一興だ。
頼れるものが無いとしても、
信頼していないのは誰なんだ?
判決を下しているのは誰なんだ?






同情してくれて、
心配してくれて、
励ましてくれるのに、
真偽は要らない。






そのうちに、
必ずしも完全ではないものが、
深部の闇の中の芽生えを促し、
日の当たる場所へと芽吹いていく。
僕はそれを春と呼ぼう、
とりあえず。




~ふりがな~

加護→かご
一過性→いっかせい
虚構→きょこう
痩せ細る→や-せ-ほそ-る
隔たる→へだ-たる
凍てつく→い-てつく
其処→そこ
一興→いっきょう

~1つの遊び方~







『真偽』を同じ音で書き換えてみましょう。



HP公開   2019/9/30

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